カスタムシートの役割とサンダンス製品の理念
カスタムのイメージに合わせて、好みのスタイルのシートを選択することも重要なポイントですが、やはりシートも機能パーツ。
グリップやステップと同様に“乗り手に直接触れる”箇所のひとつであることは云うまでもありません。これらポジションを司るパーツはバイクのスタイルだけではなく、操作性も左右するものです。
サンダンスでは、ライダーにとってホールド感の高い扱いやすい形状はもちろん、クッション部分の素材にもこだわり、シートを製作しています。
コストを抑えつつ生産性を高める一層構造の発泡ウレタンクッション内蔵のシートの場合、コシのないクッション性になりがちです。
固さが異なるウレタン素材を組み合わせ、サスと同じようなクッション性を狙った多重構造のシート。サンダンスのこだわりのポイントです。
サンダンスのシートでは写真にあるように、低コストと生産性に優れる発泡ウレタンフォームは使用せず、硬さの異なるウレタンを積み重ねてクッション性を高める手間ひまのかかる手法を採用。触り心地はソフトなのに沈み込むほどにコシが出る、まるでダンピング機能を持ったかのようなシートはカスタムシートのラインナップ、すべてに共通する当社のこだわりのひとつです。
既成品でもあるカスタムシートの生産に手間ひまをかけるように、各々のお客様のカスタムハーレーに合わせたワンオフシートの製作も行なっています。お客様それぞれの身長や体重などをしっかりと把握し、機能を備えつつ、車両のスタイルに似合うような表皮選びにも大きなこだわりを持っています。
便利でスピーディ、かつ低価格が求められる超デフレ時代だからこそ、サンダンスでは手間ひまを惜しまないモノ作りから生まれた“ホンモノ”を提案しています。ぜひ手に取って違いを感じてください。