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GRP投入後

9月に入りまして、不安定な天気が続いています。

世間では蚊を媒介にしたデング熱が範囲を広げていますが、いつ刺されるかわからないことを考えると怖いですね。
虫よけ剤は肌に掛けたら擦りこむようにすると効果が高いようです。

 

効果といえば…
「GRPを入れてからどうなった?」と聞かれますので、ボチボチ書かせて頂きます。
new_grp
その前に。
GRPについてはずっと気になっていたのでだいぶ前からネットなどでインプレッションを読んでいたのです。
即効性があるという人もいれば体感出来ないという意見の方も。

いつの時代も添加剤の類はこういった意見があるわけなので、いざ実測です。

投入後、エンジン音に変化はありません。アイドリングもいつも通り。振動もいつも通り。
添加した瞬間からすぐ効いた方が効果があるように感じますが、GRPはそうではないのです。

GRPは「共晶膜」という膜を金属表面に生成します。
この共晶膜の生成に必要なのが金属の摩擦熱で、摺動部で発生するエネルギーを吸収し共晶膜の形成を促進します。
それは過酷な条件(高速回転、高荷重、高温、湿気等)になればなるほど、時間と共により強靭な潤滑被膜となります。
そして、共晶膜は成長被膜なので、稼働時間が増えるほど強固になって行きます。

ですので、添加後は共晶膜が生成されるまで走らなければいけないのです。
以前、紹介したティムケンテストはそれこそものすごい圧力と摩擦が一気にかかるので効果がすぐに確認できました。
投入後に効果がすぐに現れないのはこういう理由なのです。

現在、約120kmを走行しました。
すると、変わってきましたよ!!

この続きは次回です。